褒めてあげてほんまに。

厳しいことを言って発奮させる方法が有効な場合もあるのかもしれないが、ワシは褒められるのが好きじゃ。
自分の中で「あら、、以前と比べると良くなったかもしれないわ、、、」と思うことの発端は大体褒められたことである。けなされて、とか、もっと頑張れ、と言われて改善されたことなどほぼほぼない。自分はダメなんだ、まだまだなんだ、ってヘコむことがほとんどだった。

褒められ慣れてないと、他の人も褒められないのよね。だって褒めてもらったこと少ないから褒め方もよー分からんし、自分も褒めてもらえてないのに何でお前のこと褒めなアカンねんってなるし(←こんな状態の時はそもそも褒めポイントを見つけるっていう気にもならないどころか、粗探しのスキルが著しく上がる。)

私は大人になって、仕事し出すようになってからすごく救われたと思う。えっ、こんなことで褒めてもらえるの、っていうことが山ほどあった。いじられキャラも嫌いじゃないし、おいしいと思ってるとこはあるけど、やっぱり自分の心の安定やら成長は褒められたこと起因の方が圧倒的に多い。それに伴って、人のいいところを見つける能力もブラッシュアップされたと思う。

なので今までも何度も書いているけれど、やっぱり基本は褒めてあげた方が絶対にいい。適切に認めてもらえた経験は、人を強く優しくする。そして、他の人にも与えられるようになる。んで、褒められて喜んでる姿を見て、褒めた側もまた嬉しくなったりするし。ぐるぐる回るどころか広がるのじゃよ。

ただひとつポイントとしては、自分が本当にそう思ってることを褒める、ってことかな。
本心でない褒め言葉は、相手にも見抜かれるし、自分も疲弊するしね。

けどもうほんと、褒め文化が発展しますよーに。
お金もかからんしな~。笑