見てること、見せること。

いくら才能があろうが
いくら優しかろうが
それを表に出さなければ
無いのと同じになることがある、
と思った。

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とあることで、なかなか思うように物事が進まず
何故なのか試行錯誤しながらうんうんしていたが、
最終的に、それまでで一番いいものに
落ち着きそうな流れが出てきた。

一生懸命頑張ってても
不本意な結果に終わる時、
それは神様がもっといいものがあるよ、
と教えてくれているのでは、
と自分に言い聞かせながらも
でもやっぱり悲しいし辛いし
ほんまかなぁ、、、と思っていたけれど
どうやらほんまらしいです。

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昔、みんな使うけれど
誰が補充するとも決まっていないポットに
いつも決まってこっそり、お湯を入れてくれている方がいた。
目立つタイプでもない方で、
本当にひっそり。
ある時、たまたまお湯を入れてもどられてきたタイミングで
近くに行くことがあったので、
「いつも変えてくださってますよね、
本当にありがとうございます」
って伝えたら
すごく照れながら、でも嬉しそうに笑ってらっしゃった。

目立たないところでいいことをしていて
それは決して誰かに恩を着せようとか
見返りを求めてやっているのではないけれど
たまに空しく感じることも、
もしかしたらあるかもしれない。
神様は見てるよ、と言われても、
報われないような思いを持つことも
時にはあるかもしれない。

だからこそ、
そんな陰の善行を見つけた時には
きちんとありがとう、嬉しい、
って伝えたいなぁと思っている。
見てる人は見てるよ、が
ほんまなんやなぁ、と実感できると、
私はとても嬉しくて励まされるのだけど、
そういう機会ってなかなか無かったりするし
そんななかなか無い機会を
自分が作り出せるなんて
すごいことやと思うし
ましてやそれで喜んでもらえるなんて
ええことしかないやん!と思うんであります。

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ここしばらくまた大変な冷え込みようですが、
暖かくして、楽しい週末を◎